ペプチドリームは、スイスのノバルティスとのペプチド創薬に関する提携を拡大する。ノバルティスが選定する複数の標的に対する新たな環状ペプチドの同定・最適化を実施し、ノバルティスが強みを持つ「放射性リガンド療法」などの新たな治療薬、診断薬の開発を目指す。ペプチドリームは契約一時金として約280億円を受け取る。
今回の契約は、2019年に発表されたペプチド薬物複合体(PDC)の共同研究開発の取り組みを拡大するもの。放射性リガンド療法は既にノバルティスが実用化しているが、PDCは標的に高い結合性持つペプチドとそれとつなげた放射性核種などを送達し、薬効を働かせる仕組み。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。