のど専門の家庭薬メーカーである龍角散と便秘薬「毒掃丸」ブランドを手がける山崎帝國堂は20日、戦略的資本業務提携を締結したと発表した。両社は、セルフメディケーション推進が求められる中、家庭薬の役割が今後大きく拡大していくと判断。資本業務提携を決めた。今回の提携について、「家庭薬の伝統文化の承継と振興を目的とした龍角散および毒掃丸ブランドの戦略的、持続的な拡大が中心」と狙いを説明している。龍角散の山崎帝國堂への出資比率は20%弱となる見通し。
主な業務提携の内容は、▽両社共同のプロモーションなど、シナジー効果が見込める協働業務の実施▽山崎帝國堂が行う毒掃丸の宣伝広告について、龍角散がノウハウ供与や助言実施▽そのほか両社ブランドの戦略的・持続的拡大のために必要な施策の実施――などとなっている。
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