フォレストホールディングスの吉村次生社長は、本紙の取材に、2024~26年度の3カ年中期経営計画では「3年で10%の売上総利益の成長を図る」と明らかにした。「前中計がコロナ禍でブレーキを踏み続けた3年だった。コロナも明け、今後はアクセル全開の成長戦略として展開していく」と述べ、成長を加速する姿勢を鮮明にした。ケアネットとの合弁事業「クラックス」では、今後の需要を見込み、日本に自販体制のない新興バイオ企業も対象に支援事業を行う考えを示した。
新中計のタイトルは「Eureka!(ユリーカ!)」と名付けた。「ユリーカ」は古代ギリシャの科学者アルキメデスが風呂の中で新原理を発見した時に叫んだ言葉で、「わかった」「できた」という意味。その新中計のテーマには▽成長戦略:医療を深く、健康に広く▽インフレ対策:生産性革命と評価・報酬革命▽人的資本:社員エンゲージメント確立――を打ち出した。
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