中央社会保険医療協議会総会は17日、2024年度診療報酬改定で新設された医療DX推進体制整備加算と医療情報取得加算の評価見直しに関する答申を取りまとめ、武見敬三厚生労働相宛てに提出した。医療DX推進体制整備加算については、区分を1~3に分けた上で、区分ごとに一定のマイナ保険証利用率等の実績を求めることとし、10月1日から適用する。
調剤における医療DX推進体制整備加算については現在、調剤基本料(処方箋受付1回につき)として、月1回に限り4点の加算を認めている。今回の評価見直しにより、マイナ保険証の利用実績やマイナポータルの医療情報に基づく患者からの健康管理に関する相談対応に応じて、同加算を1~3の区分に分けた上で、加算1を7点、加算2を6点、加算3を4点に設定する。
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