
左から2番目が杏林製薬・荻原豊社長
杏林製薬は17日、富山県高岡市に新築した高岡工場からの初出荷を行い、武見敬三厚生労働相から増産要請のあった去痰薬「ムコダイン錠250mg」を約650万錠積んだ大型トラックが埼玉県加須市にある同社の物流センターに向けて出発した。
新工場の建設は、同県南砺市にある井波工場の老朽化に伴うもので、約100億円をかけて新築した。内服固形製剤を20億錠生産する能力を持つ。現在35人が従事する。井波工場の機能を当面は残しつつ、2030年頃まで順次移管を進め、フル稼働を目指す。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。