
武田薬品の日本事業トップである宮柱明日香ジャパンファーマビジネスユニット(JPBU)プレジデントは25日、都内の本社で行った専門紙とのグループ取材で、医療従事者に対するMRなどによる情報提供活動について、顧客満足度ナンバーワンに向けて取り組むと表明した。「一番会いたい、一番良い情報を持ってきてくれる」と評価される活動を目指す。活動支援のためAIなどのデジタル技術を活用した活動分析などを行う仕組みの構築を最重点に取り組む。同社の事業構造改革「利益創出プログラム」の展開については「まだ詳細を話せない」と述べるにとどめた。
宮柱氏は、4月の就任から初めて記者団の取材に応えた。宮柱氏は、九州大学大学院生物資源環境科学府卒業後、2004年に同社に入社してMRとなり、九州・沖縄支店長の経験もある。情報活動支援の取り組みは、宮柱氏が重点を置く三つの方針の一つで、MR経験を踏まえ掲げたもの。
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