『市販薬乱用・依存の理解と援助』『「平時からできる、災害時のメンタルヘルスケア』
日時
2024年9月1日(日)9時20分~12時30分
場所
オンライン開催(zoom使用)
受講料
5,500円但し、日本プライマリ・ケア連合会会員は4,000円
プログラム
氏名:松本俊彦(精神科医)
所属:国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部長
氏名:香田将英(精神科医)
所属:岡山大学学術研究院医歯薬学域地域医療共育推進オフィス特任准教授
内容
前半は、市販薬乱用について講義していただきます。近年、依存症臨床現場では、市販薬を乱用する若年患者が増加しています。いまや我が国の若者のあいだで、最も多く乱用されている薬物は、大麻でも脱法ハーブでも覚醒剤でもなく市販薬である、といってよいでしょう。今回の講演では、市販薬乱用・依存の臨床的特徴を概説するとともに、治療・支援にあたってのポイントについて私見を述べていただく予定です。
後半は、災害時のメンタルヘルス・ケアについて講義していただきます。災害時のメンタルヘルス・ケアは、日常からの準備が必要です。本講演では、災害後に現れるストレスに対する応急処置や、心のケアの方法について説明します。また、平常時からできるケアの方法も紹介し、日々の生活や仕事に役立ててもらえる内容をお話いたします。
ふるってご参加ください。
定員
80名(講義形式)
申し込み方法
お申し込みは こちらから
https://www.primary-care.or.jp/paramedic/ph240901am.php
お願いします。
申込み締め切り
2024年8月16日(金)午後5時
『災害時の薬剤師による救護活動の初動』『改訂版薬剤師のための災害対策マニュアルの概要』
日時
2024年9月1日(日)13時20分~16時30分
場所
オンライン開催(zoom使用)
受講料
5,500円但し、日本プライマリ・ケア連合会会員は4,000円
プログラム
講師
氏名:江川 孝(薬学博士)
所属:福岡大学薬学部 救急・災害医療薬学研究室教授
内容
前半は、CSCATTTについて講義していただきます。災害対応は、CSCA(Command & Control, Safety, Communication, Assessment)で医療提供体制(Medical management)を確立することから始まり、CSCAが確立した後は、3つのT(TTT: Triage, Treatment, Transport)で示される選別(Triage)、処置(Treatment)、搬送(Transport)で医療支援(Medical support)を行います。被災地における薬剤師の主な活動は、[1]災害医療救護活動(医療救護所や仮設調剤所での調剤・医薬品適正使用)、[2]被災者への支援(避難所での公衆衛生・メンタルケア)、[3]医薬品の安定供給への貢献(医薬品集積所での医薬品管理)、[4]その他に大別され、災害のフェーズによって活動内容は変化します。災害時の初動で薬剤師が行うべきCSCAとTTTについて考えてみたいと思います。
後半は、改訂版「薬剤師のための災害対策マニュアル」について講義していただきます。近年の地震や台風、集中豪雨による水害などの災害時における医薬品供給体制の確保や薬剤師の対応等の現状や関係法令の改正状況を鑑み、改訂版マニュアルは、災害時において適切に対応できる薬剤師の養成に資するよう、災害発生状況のみならず新興感染症の流行状況を踏まえながら、薬剤師・薬局として対応すべき取組に焦点を当てて、平時の準備・防災対策や医療に従事する薬剤師及び薬剤師会が災害時にとる行動について医療提供体制(Medical management)の確立から医療サポートの実践(Medical support)についてまとめました。改訂版「薬剤師のための災害対策マニュアル」の概要について説明を加えたいと思います。
是非是非ご参加ください。
定員
80名(スモールグループ形式/ブレイクアウトルーム使用)
申し込み方法
お申し込みは こちらから
https://www.primary-care.or.jp/paramedic/ph240901pm.php
お願いします。
申込み締め切り
2024年8月16日(金)午後5時