19日に第279回医療・医薬品情報研究会

2024年09月03日 (火)

武見敬三厚生労働大臣は7月初旬、GE13社を集めた会合で、「5年程度の集中改革期間の中で後発医薬品産業の構造改革を強力に推進してまいります」。「気概のある企業には業界団体を通じてこうした動きを牽引し、業界再編を行った上で生産余力を持ち安定供給を担う覚悟をぜひ示していただきたい」と宣言した。既に各社ごとの努力では、今後の超高齢社会の医薬品需要に対し余力をもって賄うことができないとの強い思いだが、業界の受け止めは如何に・・・。

さて、今年2月以降から始まった薬機法改正に向けた各領域の議論も、令和7年の国会での成立に向け「おち」を見据えて本格化する。オーバードーズ対応を含めた医薬品販売制度・一般用医薬品分類の見直し、健サポ薬局の扱いや薬局業務の一部委託など薬局周りの課題、令和7年度概算要求の重点要求にも盛り込まれた医薬品等の「安定供給」の推進に向けた改革も俎上に挙がる。9月以降半年間は怒涛のスケジュールだ。

このハードな薬務行政を掌握し、推し進める司令塔が厚労省医薬局長の城克文氏。今年2月の「有識者検討会」の報告書「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた対策における現状の取組と今後の対応について」に次いで、安定供給等検討会や創薬力強化等検討会の報告、併行して流通改善懇談会、安定確保策関係者会議や中医協など多くの関連会議体が薬機法改定も視野に進んでいる。GEではコンソーシアム構想の動向も気になるところだが、創薬力の強化は欠かせない。

城氏には有識者検討会以降の行政施策の流れをおさらいいただくとともに、薬機法改正に向けた現状と諸課題、方向性などについてお話しいただく。“歯に衣着せぬ”城氏だけにどこまで言及するのか、乞うご期待。

日時

2024年9月19日(木)18:45~20:30

会場

連合会館(ハイブリッド)
(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)

演題

薬機法改正の行方~意識改革求められる製薬・流通・販売~

講師

城 克文氏(厚生労働省医薬局長)

参加費

会員(無料)、非会員(リアル、オンラインとも5,000円)、学生無料
※リアル参加を希望される非会員の皆様には、当日会場受付時に参加費を申し受けます。

出欠のご連絡

2024年9月17日(月)までに田中(t.tanaka@ytl.jp)宛てにお願いします。
※申し込みは下記【参加フォーム】へ
https://forms.gle/kVLX3fAuQ4bFHU7w6

※リアル参加は会員優先です。
※オンライン参加希望者には、事務局より9月18日にまでに参加用ZoomURLを、また非会員の方には振込口座番号も合わせてお知らせします。7月中のご入金をお願い致します。
※随時会員募集中 t.tanaka@ytl.jp

主催

医療・医薬品情報研究会
https://www.ijouken.jp/

事務局・連絡先

学校法人 医学アカデミー 薬ゼミトータルラーニング事業部
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3錦三ビル5階
専用ダイヤル 03-5577-4907
担当:田中・秋山



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