厚生労働省は2日、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発および生産・流通部会に、2024~25年シーズンのインフルエンザワクチンについて2734万本を供給する見通しを示した。前シーズンの供給量を下回るものの、「近年の平均使用量から、ワクチンを適切に使用すれば不足は生じない」とし、効率的な使用を医療機関に働きかけるとした。
近年のインフルエンザワクチンの使用量を見ると、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念され、例外的に接種者が大幅に増加した20年度を除くと、3000万本分以下で推移している。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。