日本アイ・ビー・エム(IBM)と神戸医療産業都市推進機構は、AIと電子カルテのリアルワールドデータ(RWD)を組み合わせた臨床開発業務支援システムを開発する。生成AIも取り入れ、開発予定領域の市場情報から申請文書作成までの業務支援機能の搭載を予定し、臨床開発にかかる時間を半分程度にして新薬開発のスピードアップを図る。来年前半までに一部機能を実用化し、日本IBMから提供する方針。
ドラッグラグ・ロスとなっている薬剤は海外バイオベンチャーが日本市場参入を想定していないことも一因。制度に不案内であるほか、治験に時間やコストがかかることも背景にあると言われる。
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