住友ファーマは1月31日、2025年3月期通期連結業績予想を大幅上方修正し、最終損益が160億円の黒字になると発表した。期待していた北米事業が好調だったことで昨年5月の160億円赤字予想が反転した。同日の決算説明会で木村徹社長は「予想以上に早く結果が出てきた。非常に嬉しく思うが、再建はまだ途に就いたばかりで、気を緩めることなくさらに再建を促進したい」と話した。
業績予想修正は、北米を中心に売上が想定以上に伸びたことや、為替想定レート見直しによる円建ての売上増が要因。赤字から脱却するという事業再建の当初目標を前倒しで達成することになりそうだ。
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