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【薬学会 石井次期会頭】薬学の力でDR創薬実現へ‐ダイバーシティ推進に意欲

2025年02月28日 (金)
石井氏

 日本薬学会の2025~26年度の会頭に女性として初めて就任予定の石井伊都子氏(千葉大学病院教授・薬剤部長)は、本紙の取材に対し、薬学会の新たな活動として既存医薬品から新たな適応症を見出すドラッグリポジショニング(DR)の推進に意欲を示した。DRは「日本の強みが生かせる領域」としつつ、「薬価制度などで課題がある」と指摘。今後、新たな委員会を創設することで国に対する政策提言など環境整備を実現したい考えを明らかにした。一方、若手・女性研究者など多様な人材が創薬の現場で活躍できるよう薬学のダイバーシティを推進していく構えだ。

 石井氏は、薬学会が創薬で果たす役割について「薬学会と言えば研究者が情報共有を行う場だったが、薬学の力で創薬を実現したい」と主導的な役割を目標に掲げる。医薬品の研究開発から承認後の製造販売後調査などを含めた「“ゆりかごから墓場まで”を創薬と捉えるべき」と提唱し、医薬品に関わる人材が創薬に広く関与できる仕組みが必要との考えを示す。


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