
お薬ボックスとお薬手帳
福岡県は4月25日、全国で初めてとなる「プラスチック製医薬品ボトルのリサイクルに向けた環境配慮設計ガイド」を策定したと発表した。県は2022年度から3年間、使用済み医薬品ボトルの回収・再資源化に向けた実証事業を実施した。同ガイドでは実証事業で得た知見を生かし、リサイクル促進に向けボトル本体、キャップ、ラベル、緩衝材など、各部材の材質、色、形状等について具体的な設計指針も提示。剥がせるラベルの使用など、リサイクルしやすい医薬品ボトルの設計案などをまとめた。
22年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」では、プラスチックの使用の削減・合理化や再資源化などの資源循環に向けた取り組みが求められている。また同年、県と県リサイクル総合研究事業化センターは、県薬剤師会や大日本印刷と協同して、全国に先駆けて薬局で使用後に廃棄されている医薬品ボトルを回収し、再資源化する実証事業を実施した。
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