
参議院本会議での採決の様子(ボタンを押して投票する)
医療法等の一部を改正する法律案が5日の参議院本会議で、賛成229、反対15の賛成多数で可決された。
同法案は昨日の参議院厚生労働委員会で可決され、今日の本会議採決となった。採決直前に参議院厚生労働委員会委員長の小川克巳委員(自由民主党)が厚生労働委員会における審査の経過と結果を次のように報告した。
「本法律案は、高齢化に伴う医療ニーズの変化や人口減少を見据え、地域において良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制を構築するため、医療機関の機能分化連携強化に着目した地域医療構想の推進医師の偏在是正に向けた取り組みの推進、オンライン医療の推進及び美容医療に係る規制の整備、医療情報の基盤の構築および利活用の推進等を行おうとするものであります。

採決結果
なお、衆議院において病床数の削減を支援する事業等に関する事項の追加、電子診療録等の情報の利用等の推進に関する事項の修正等を行うとともに、医師手当事業を行うにあたり医療保険者等が意見を述べる仕組みの構築についての検討規定を追加する等の修正が行われました」。
これまでの例から法案が可決されてから1週間くらいで法律公布となっていることから、この医療法一部改正法も12月12日あたりに公布か。施行日は、本則令和9年4月1日であるが、一部の規定は公布日、令和8年4月1日、10月1日、公布後1年以内・1年6月以内・2年以内・3年以内に政令で定める日と分かれている。
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