日本医療機器産業連合会の「医療機器のみらいを担う人財育成プロジェクト」(みらプロ)の第V期第1回目の会合が5月30日、東京・本郷のフクダ電子ホール+Zoomで開催された。

みらプロは、医機連が2020年度から実施している「人財」育成事業。業界のさらなる発展を目指して、業界、行政、医療関係者がチームを組んで、決められたテーマについて討議し、最終的に各チームで提案・提言をまとめるというもの。今期のテーマは、「持続可能な医療を支える医療機器産業としての在り方―規制・患者安全・社会保障・国際関係の視点から考える―」。
医機連副会長で、みらプロ最高顧問の松本謙一さん(サクラグローバルホールディング会長)は開会の挨拶に立ち、みらプロでは何をどのような意識で学ぶのか、世界の医療機器を取り巻く環境は今どのようになっているのかなどを25枚のスライドを使って説明した。続いてみらプロ副代表幹事の田中志穂さんが全体計画と進行方法を簡単に説明。
このあと本番に入り、まず医療機器センター専務理事の中野壮陛さんが講演とともに今回の検討テーマを提示、このテーマに沿って7グループに分けられた参加者33名が討議等を行った。なお、本番以降はプレス非公開。
第2回の会合は7月30日に、第3回は9月26日に開催、第4回以降は開催月だけ決まっており、11月、1月、3月に開催される。
[参考情報]松本謙一氏の開会挨拶から――
俳句「鯉のぼり 泳ぐ勢い 我らとて」航太(航太は松本さんの俳号)
(1)外交官、(2)小説家、(3)噺家(松本さんがなりたかった職業)
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