◆人工知能(AI)「チャットGPT」の質問欄にいくつかキーワードを入れると、ものの数秒で関連記事ができ上がる。作成スピードもさることながら、精度も高い。時代の進化に驚きつつ、恐怖すら覚える。記者の存在理由を考えさせられた
◆近年は薬剤師によるAI活用も進んでいる。調剤業務における在庫・発注管理やレセコン入力、疑義照会内容の提案やデジタルヒューマンによる問い合わせ対応など、活用の幅が日増しに広がっている
◆ただ、AIを活用することで業務の効率化は図れるが、最終的な処方確認や疑義照会、監査、服薬指導は薬剤師の役割として必ず残ると断言する識者もいる。なぜなら、AIに責任能力はないためだ。大事なのは人間とAIの役割分担であるという
◆改めて記者の存在理由を考えてみた。人にしかできないことは何か。取材対象者の表情や口調から発言の意図を読み取ること、建前ではない本音の部分を見抜くこと、そして記事に対して責任を取ること。できることはまだまだあるはずだ。
人にしかできないことは何か
2025年06月09日 (月)
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