総会・臨時理事会

写真中央が山本会長、向かって右が松本副会長、左が宮田副会長
日本医療機器産業連合会の総会と臨時理事会が10日、東京・大手町のKKRホテルで開かれ、任期満了に伴う役員改選が行われた。山本章雄会長が再選されたほか、23名の新役員が決まった。。
理事会後に設定された記者会見にのぞんだ山本章雄会長は、「イノベーションと安定供給」という二つの柱を中心に医療サービスの質の向上、医療現場の負担の軽減などを目指していきたいと語った。山本会長は、昨年7月から会社では代表権のない顧問職という立場になっており、こうした立場で医機連会長に選任されるのは、中井川専務理事が「過去の例は承知していない」と言っていることから初めてかもしれない。
新役員のうち、新任は副会長の宮田氏、常任理事の田中氏と佐竹氏、理事の折橋氏、監事の東條氏と青戸氏の6名。山本会長を含めて他の18名は再任。新たな役員人事は下記のとおり(「新」以外は再任)。
新役員名簿(敬称略)
会長:山本章雄(医機連、富士フイルムメディカル)
副会長:新・宮田昌彦(MT JAPAN、朝日インテック)、田村隆司(JEITA、日本光電)、松本謙一(日医工、サクラグローバルホールディング)、小西賢三(医機販協、小西医療器)、瀧口登志夫(JIRA、キャノン)
専務理事:中井川誠(医機連)
常任理事:中島孝夫(日医機協、秋山製作所)、山中一剛(歯科商工、ヨシダ)、山本富造(ホームヘルス、山本化学工業)、新・田中吉修(眼医器協、トーメーコーポレーション)、新・佐竹弘行(医機連、日本光電)
理事:山本一史(日医光、富士フイルム)、西村秀樹(日本医療機器ネットワーク協会),保科保志(日縫協、秋山製作所)、一橋俊司(日衛連、ハクゾウメディカル)、川浦康嗣(コンタクトレンズ協会、メニコン)、久米孝之(コンドーム工、オカモト)、奥田宏(日理機工、オージー技研)、小野徳哉(臨薬協、島津ダイアグノスティクス)、新・折橋敏秀(分析工、日立ハイテク)
監事:新・東條大輔(日補工、コルチトーン補聴器)、新・青戸義彦(医機販協、ヒヤリング技研)、樋口幸一(公認会計士・税理士)
懇親会・会長表彰
総会・臨時理事会後懇親会が開かれ、来賓として、内閣府健康・医療推進事務局次長の竹林経治氏、厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報審議官の内山博之氏、厚生労働省医薬局長の城克文氏、経済産業省商務・サービス審議官の南亮氏、文部科学省大臣官房審議官(研究振興局及び高等教育政策連携担当)の松浦重和氏が順に挨拶した。
このあと永年にわたり医機連活動に貢献した役員や委員長を表彰する会長表彰が行われ、9名が表彰された。表彰者は次のとおり。
会長表彰者(敬称略)
常任理事・理事:川本武、小澤素生、久芳明、成澤良幸
委員長:田中志穂(法制委員会)、山口幸宏(販売・保守委員会)、荒金徹(広報委員会)、並木啓能(技術委員会)、大畑卓也(UDI委員会)
懇親会本番は宮田副会長が乾杯の音頭を取って開始、中締めは松本副会長が行った。
懇親会には来賓として、日本医療研究開発機構(AMED)理事長の中釜斉氏、医薬品医療機器総合機構(PMDA)理事の近藤恵美子氏、厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課医療機器政策室室長の南川一夫氏、医療機器センター理事長の菊地眞氏、同専務理事の中野壮陛氏なども出席した。
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