武田薬品は、乾癬治療薬として開発している経口のTYK2阻害剤ザソシチニブ(TAK-279)について、同じく経口のTYK2阻害剤デュークラバシチニブ(製品名「ソーティクツ」、製造販売ブリストル・マイヤーズスクイブ)と直接比較する第III相試験を開始した。
7月30日の決算説明会で明らかにした。ザソシチニブは、炎症性サイトカインのシグナルの下流を介在する酵素TYK2に強い選択性を持つ薬剤と説明されている。同剤も対照薬も1日1回の経口剤。同社はベストインクラスの薬剤を目指す。今回の直接比較試験は優越性の検証力のある内容だという。
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