厚生労働省医薬局の2026年度概算要求は、前年度比18.3%増の116億3700万円を計上した。OTC医薬品の乱用防止に向けた薬剤師等の対応力向上に関する新規事業に2200万円を計上するなど、5月に成立・公布した改正医薬品医療機器等法に規定された一部施策の根拠としている。
26年度予算概算要求では、新規事業として、薬剤師等を活用したOTC乱用防止対策に2200万円を充てる。過去の補正予算事業で作成された「ゲートキーパーとしての薬剤師等の対応マニュアル」等を活用した対応事例の収集・周知、医薬品販売に携わる薬剤師・登録販売者、学校薬剤師を対象とした研修の実施、学校薬剤師による学校での啓発事例の収集・周知も民間事業者に委託して実施することとした。
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