
第一三共ヘルスケアは、解熱鎮痛薬のロキソニン内服薬シリーズから腰・肩などの身体の痛みに効く「ロキソニンPROフィジカル」(第1類医薬品)を新発売した。
今回発売する「ロキソニンPROフィジカル」は、辛い腰痛や肩凝り痛、関節痛の発生原因に着目。身体の痛みには外用薬を使用する人も多いが、同製品は炎症を抑え、辛い腰、肩、関節などの身体の痛みに効く内服薬となっている。
また、第一三共が創製した痛みを抑える鎮痛成分のロキソプロフェンナトリウム水和物に加え、同社独自の視点で筋肉の緊張を和らげる2種の鎮痛補助成分であるシャクヤク乾燥エキス、カンゾウ乾燥エキスや、胃に優しい酸化マグネシウムを配合。
眠くなる成分を含まないため、外出先でも使いやすい処方となっているほか、小粒タイプの錠剤で飲みやすさにも配慮している。
同社が実施した調査によると、20代から60代男女の約8割が1年以内に身体の痛みを経験しており、頭痛・生理痛よりも経験率が高いことが明らかになった。
また、身体の痛みへの対処法を見ると、「外用鎮痛消炎薬の使用」「運動・体操」「病院・クリニック」などが挙がった一方、市販の解熱鎮痛薬での対処率は16%と低い水準にとどまっていることが判明した。
身体の痛みに対し、解熱鎮痛薬を使用しない理由としては、「症状がそれほどひどくないから」という理由に次いで、「身体の痛みに効くことを知らないから」との回答が多く挙がった。これらの結果から、市販の解熱鎮痛薬による対処が十分に浸透していない現状がうかがえた。
税込みメーカー希望小売価格は、12錠で823円、24錠で1408円。