悪性神経膠腫治療薬「テモダールカプセル」を発売 シェリング・プラウ

2006年9月25日 (月)

テモダールカプセル
テモダールカプセル

 シェリング・プラウは、悪性神経膠腫治療薬「テモダールカプセル20mg/100mg」(一般名:テモゾロミド)を15日から新発売した。同剤は細胞毒性を示すアルキル化剤に分類され、経口投与で脳脊髄液に良好な移行性を示すことで高い治療効果をもたらす。脳腫瘍関連の適応を持つ新規薬剤としては日本では19年ぶりに承認された新薬。海外では、世界78カ国以上で承認されている。

 テモダールが適用となる悪性神経膠腫は、退形成性星細胞腫と膠芽腫で、標準的治療は初発の場合、腫瘍を取り除く減量手術後に放射線療法と化学療法の併用、その後の維持療法としての化学療法となる。また、再発の場合は、再手術が可能な場合でも放射線療法の再施行はほとんど無理なため、化学療法の適応となる。

 退形成性星細胞腫は進行性の腫瘍で、膠芽腫は成人における原発性脳腫瘍の中で最も多く見られ、かつ最も悪性度が高いとされている。日本での悪性神経膠腫の年間発生患者数は約2300人と推定され、そのうち退形成性星細胞腫と膠芽腫の割合は合わせて95%以上を占める。

 初発の膠芽腫に対し、テモダールと放射線との併用療法の比較では、放射線単独療法に比べ生存率の有意な改善を示すことが分かっている。同剤は2005年7月の厚生労働省の「未承認薬使用問題検討会議」で早期承認申請の要請を受け、申請後、同年9月30日付で「優先審査品目」に指定された。




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