富士フイルムメディカルは4日、形成外科における診断精度と外科治療成功率の向上に貢献する超高周波超音波画像診断装置「Sonosite LX」(LX)と、小型軽量・分かりやすい操作性でポイントオブケアに最適化した超音波画像診断装置「Sonosite MT」(MT)を同時発売した。

Sonosite-LX

Sonosite-MT)
「LX」は、2019年に発売された超高周波超音波画像診断装置「Sonosite Vevo MD」(Vevo MD)の後継モデルとして、形成外科のみならず幅広い医療分野への応用が期待されている。特に、画像調整を行うことで、体表の微細構造をより鮮明に抽出できるようになり、マイクロサージャリーやスーパーマイクロサージャリーなどをはじめとする高度な形成外科手術において、医療現場を強力に支援するツールとして注目される。
また、「Vevo MD」は見る部位によって周波数の異なるプローブに持ち替えることが必要だったが、「LX」は新プローブ「UHF46-20」1本で幅広い深度をカバーできるようになっている。
新製品「LX」は、医療現場での効率的な診断・治療支援を実現し、患者へのより良いケアが図れる。
「MT」は、Sonositeシリーズのロングセラー機である「SonoSite M-Turbo」「SonoSite EdgeII」の後継モデルとなっている。また、直感的で分かりやすいオールタッチ操作のユーザーインターフェースや、臨床モニター、操作パネルを備えている。麻酔科をはじめ、処置が必要な患者のトリアージにも活用でき、迅速な診断への貢献が期待される。


















