中央社会保険医療協議会総会は10日、アストラゼネカの抗癌剤「トルカプ錠」(一般名:カピバセルチブ)の費用対効果評価案を了承した。ICER(円/QALY)の区分が「1125万円/QALY以上1500万円/QALY未満」で、価格調整係数は0.4を示したため、価格引き下げの公算が大きくなった。
分析対象集団として、内分泌療法後に増悪したPIK3CA、AKT1またはPTEN遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳癌とし、比較対照技術は類薬のフルベストラントとアベマシクリブの併用療法とした。
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