日立ハイテクは17日、同社が研究資金支援を行っている、米国MDアンダーソンがんセンターを中心とする臨床試験コンソーシアムが実施した「強度変調陽子線治療(IMPT)と強度変調放射線治療(IMRT)の比較に関する第III相無作為化試験」の成果が発表されたことを明らかにした。
成果は、11日の「ランセット」に掲載された。その概要は、▽5年時点の頭頸部がん患者の生存率はIMPT患者は90.9%、IMRT患者は81%だった▽IMPTは栄養チューブ依存の減少、嚥下困難の軽減、口の渇きの軽減、免疫細胞数の増加など、生活の質向上にも効果が示された――といったものだった。
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