コニカミノルタは26日、同社の独自技術である「X線動態」が、日本循環器学会発行の「2025年改訂版 肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症および肺高血圧症に関するガイドライン」で、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の補助診断を支援する手法の一つとして掲載されたと発表した。
同ガイドラインは、肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症、肺高血圧症、CTEPHを一体的に捉え、診断・治療・予防の一貫した指針を提供することを目的としている。医療関係者だけでなく患者・家族に向けた情報も含まれており、疾患理解の促進とより良い診療の実現を目指している。
これまでの研究から、CTEPH診断におけるX線動態を用いた肺血流イメージングの有用性が報告されてきている。こうした背景を踏まえ、今回、ガイドラインでは、X線動態が診断時に考慮すべきモダリティとして推奨された(推奨クラスIIa、エビデンスレベルC)。同ガイドライン掲載は、同社では、独自技術である「X線動態」が補助診断手法の一つとして評価されたものと考えているとしている。
「X線動態」は、X線で撮影した連続画像を高速に取得し、臓器などの動きを動画として可視化できる同社独自のX線撮影技術。呼吸や心拍、関節の動きなどを詳細に観察することができるため、診断に有用な情報を静止画よりも多く提供できる。胸部単純X線画像の正面・側面2枚分程度の低線量で動的情報を取得できる点も大きな特長となっている。
さらに、高度な画像処理・解析モードを備えており、単なる動画表示にとどまらない機能的評価が可能となっている。例えば、肺血流イメージングや呼吸機能イメージングといった肺機能に関連する可視化が実現され、従来の単純X線撮影では得られない機能情報を視覚化・解析することができる。
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