日立ハイテクはこのほど、血液がんに特化した検査キット、バイオインフォマティクス、および臨床検査サービスをグローバルに提供する米国のInvivoscribe, Inc.(Invivoscribe社)と、検体前処理に用いる定量機能付核酸抽出装置「PrepQuant System」を共同開発した。
同システムは、検体から核酸を抽出・濃縮・定量する一連の工程の全自動化を実現している。従来は、それぞれの工程を異なる装置や手作業で実施していたが、同システムによって、一連の工程が1台の装置で自動処理できるようになり、作業負荷の低減と処理時間の削減が図れる。
同システムは、2mLの血液・骨髄や8mLの血漿といった大容量検体からの核酸抽出に対応しており、がんの微小残存病変解析やリキッドバイオプシー研究などに用いる遺伝子解析データの品質向上に貢献する。
Invivoscribe社では、同システムを今月から米国で販売を開始し、17~22日にサンディエゴ(米国)で開催される「American Association for Cancer Research (AACR)」年次総会で、同システムを展示する予定となっている。
両社は2022年から、分子診断分野における新たな価値創出に向けた協業を推進しており、Invivoscribe社の遺伝子検査キットおよびバイオインフォマティクスの開発力、臨床検査サービスで培った経験やナレッジ・ノウハウ、各国の法規制の専門知識と、日立ハイテクの自動化・計測・分析の基盤技術を融合し、がん診断や治療モニタリングのニーズに応えるソリューションの提供に向けた研究・開発に取り組んでいる。
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