メディフォードは、昨年7月に厚生労働省が推進する「創薬クラスターキャンパス整備事業(創薬支援施設整備事業)」に採択され、「九州創薬支援クラスター/創薬イノベーションセンター」の整備を進めてきたが、このほど九州地区(熊本県宇土市)にあるメディフォード創薬イノベーションセンター内に感染症関連施設(BSL3施設)を新設し、薬事申請対応を主目的として今月から運用を開始した。
今回新設されたBSL3施設は、医薬品開発において必要な薬事申請に対応した運用ができる日本国内でも数少ない貴重なもの。同施設では、病原体の取り扱いに関するバイオセーフティ指針や感染症法等の関連法令、ならびに各種ガイドラインに準拠した試験が実施できる。
例えば、ネクストパンデミックを見据えたワクチンや抗感染症薬の開発を目指すアカデミアやスタートアップ/ベンチャー企業による薬事申請を含め、国内開発をサポートすることが可能となり、国内創薬の迅速化を図ることができる。なお、同施設は多様な医薬品開発に加え、幅広い分野への貢献にも期待できる。
熊本県は、内閣府「第2期スタートアップ・エコシステム拠点都市」に選定され、半導体・デジタルや農水産業分野と並び、医療・創薬分野のスタートアップの創出を目指している。また、九州地区は医薬品開発の学術的な基盤として、九州大学や長崎大学、熊本大学を中心とした体制(九州薬科大学研究教育連合)が整備され、創薬スタートアップベンチャー企業が生まれる地でもある。
同社は、宇土市に創薬イノベーションセンターを保有し、これまで、医薬品開発候補化合物の効果や安全性の評価を行ってきた。今回、同社が採択された九州創薬支援クラスター事業は、この創薬イノベーショセンターを中心として、関連する大学やベンチャーをはじめとする企業との強固なネットワークを形成しながら、創薬エコシステムの構築を目指していく。
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