高コレステロール改善薬の「コレストン」が好調に推移 久光製薬

2009年09月09日 (水)
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 食生活・生活習慣が不規則で、コレステロールが気になる人に向けた、脂質代謝改善薬(高コレステロール改善薬)が各種発売されている中で、久光製薬も先頃、「コレストン」(第3類医薬品)を新発売した。今回、CMキャラクターに起用したのが、俳優の小日向文世。ドラマや映画で欠かせない名脇役として活躍する小日向が、『見ないふり、それが一番心配です』をキーフレーズに、コレステロール値に悩む人々の共感を誘うCMが好評で、競合製品が多い中で好調な推移を見せている。

 「コレストン」は、三つの有効成分(ソイステロール、パンテチン、ビタミンE)の配合により、血中の余分な脂質を取り、血流をスムーズな状態へと導き、高コレステロールを改善する。成人1日量(6カプセル)中に、大豆油不けん化物(ソイステロール)600mg、パンテチン(80%パンテチン水溶液)375mg、酢酸d‐α‐トコフェロール(天然型ビタミンE)100mgを配合している。

 大豆由来成分のソイステロールが、腸管からの余分なコレステロールの吸収を抑制し、パンテチンが肝臓におけるコレステロール代謝を改善すると共に、血液中のLDL(悪玉)コレステロールの分解を促進して、HDL(善玉)コレステロールを増加させる。さらに、酢酸d‐α‐トコフェロールが血流をスムーズにして、末梢血行障害(手足の冷え、しびれ)を緩和する。

 パッケージ前面には、製品名と共に『血中の余分な脂質をとる』というメッセージを大きな文字で表記したほか、血流のスムーズさを示したイラストで、製品特徴をアピールした。税別希望小売価格は、84カプセル入り2800円、168カプセル入り4760円。



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