EVEブランドから外用薬の第2弾「イブアウターI」2剤形を新発売 エスエス製薬

2009年11月06日 (金)
yakuji_photo
新製品の「イブアウターI」2品

 エスエス製薬は、EVE(イブ)ブランドの新たな外用消炎鎮痛薬として、インドメタシン配合の第2類医薬品「イブアウターI(アイ)」を、1日から新発売した。EVEブランド商品は、生理痛・頭痛などに向けた「イブA錠」「イブクイック頭痛薬」に、今年5月から医療用成分ジクロフェナクナトリウムを配合した第1類医薬品の「イブアウター」を、初めて外用消炎鎮痛薬として加えている。今回、新製品を加え,「イブアウター」シリーズがさらに充実したが、同社では「内服薬から外用薬まで“幅広い痛みに対応するEVEブランド”の訴求に努める」と共に、「今後もブランド領域を広げていきたい」としている。

 「イブアウター」シリーズは、肩こり痛、腰痛を効能・効果としているのが特徴。同社が昨年、全国の20~64歳の男女1000人を調査したところ、過去1年間に困った症状として、男女ともに「肩や首筋のこり」を挙げた人が多く、中でも女性は63%と最も悩んでいる症状であることが分かった。こうした背景から、特に女性の肩こり痛などを意識したシリーズとなっている。

 第1類医薬品の「イブアウター」は、テープ・パップ・ゲルの3剤形をラインナップし、パッケージ前面に『痛みのもとまで浸透しダイレクトに効く』との特徴を打ち出した。新製品の第2類医薬品「イブアウターI」も、前面に『もんでも届かない肩こり痛に』との特徴を明記した。いずれも「イブアウター」シリーズとして、シンプルにEVEブランドの信頼性・効き目感を感じられる、女性にも違和感のないブルーを基調としたパッケージデザインを採用している。

 「イブアウターI」は、好みや使用部位によって使い分けできるテープ・ゲルの2剤形で、「イブアウターIテープ」は、インドメタシンを3・75%と高濃度配合している(イブアウターIゲルはインドメタシン1%と、L‐メントール配合)。テープは粘着力・伸縮性に優れており、貼りやすい手のひらサイズ(7cm×10cm)で、3分割フィルムを採用。ゲルは伸びがよく、すぐに乾いてベタつかない使用感も特徴。税込み希望小売価格は、テープが8枚入り1029円、16枚入り1764円、ゲルが40g1344円。

 今月24日からは、「イブアウターI」の新TVCMの放映を開始する予定。オフィスで仕事をしている女性が肩こり痛を感じ、自分で肩を揉むシーンから始まり、「もんでも届かない肩こり痛に、EVEからイブアウターI」というメッセージと共に、製品パッケージが登場する。

 有効成分インドメタシンが効いていく効果感をCGで表現し、帰宅して部屋のソファーで効き目を実感するという内容。肩こり痛からの開放感と効果感を15秒で表現したCMには、多くの女性が共感しそうだ。



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