大正製薬は、特定保健用食品をはじめとした健康サポート食品の「Livita(リビタ)」ブランドから、「べにふうき粉末飲料」(栄養補助食品)を、数量限定で12日に新発売する。べにふうきは、一般的なカテキンに比べて含有成分の体内吸収率が5~6倍と、新たな健康機能が注目されている「メチル化カテキン」を豊富に含む茶品種で、国産べにふうきの茶葉を100%使用した、溶けやすく飲みやすい粉末タイプの緑茶。
使用している茶葉は、農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所(津市)で育成されている。粉末エキス化したべにふうき緑茶に、生葉より特別に製造したべにふうき抹茶、大麦をブレンドし、すっきりとした後味と、ほどよい渋みが特徴の緑茶に仕上げた。1日目安量の3包中に、メチル化カテキンを34mg含有する。
1包を約200mLのお湯や水に溶かして飲用する。スティックタイプなので、外出先などにも持ち運びが便利。税込み希望小売価格は、15包入り1575円。なお、発売は3万個限定としている。
今回のべにふうき茶葉は、農業・食品産業技術総合研究機構の研究所とアサヒビール、アサヒ飲料との共同研究による成果の一つ。大正製薬では、アサヒ飲料からべにふうきエキスを導入し、「べにふうき粉末緑茶」として、コラボレート商品化した。アサヒフードアンドヘルスケアからは、べにふうき緑茶濃縮末(メチル化カテキン34mg)に生姜エキス末を加えたサプリメントが、昨年末から通販限定商品として発売されている。