大塚製薬は、ミドルエイジ男性の肌の健康を保つための全身スキンケアブランド「UL・OS(ウル・オス)」から、顔・身体用洗浄料「ウル・オス薬用スキンウォッシュ」(医薬部外品)を新発売した。
“肌の健康”という、同社独自のコスメディクス(健粧品)発想に基づいて、2008年に誕生した「ウル・オス」ブランドは、肌の保湿に向けたスキンローション、スキンミルク、スキンクリーム、紫外線による光老化を防ぐ日焼け止めが好調に推移している。ミドルエイジ層にとって、特に汗や臭いが気になるシーズンに向け、汚れや菌による肌ダメージを防ぐ薬用洗浄料が加わり、これで肌の健康をトータルケアするブランドとなった。同社では、さらなる認知度向上につなげていく考え。
同社では90年に大津スキンケア研究所を設立し、体重の約16%を占める身体器官である皮膚に関し、肌の健康をテーマに研究を重ねてきた。そして08年9月に、年齢を重ねるにしたがって、男性の皮膚に生じる特徴(皮脂量と水分量のアンバランス)に着目した、男のトータルスキンケアブランド「ウル・オス」を立ち上げた。
乾燥対策として、保湿成分AMP(アデノシンリン酸)を配合したベースケア(スキンローション、スキンミルク、スキンクリーム)は、各々単品で使用できるよう設計されており、季節を問わず、好みに合わせて選べる。UV対策では、同じくAMPを配合した日焼け止めがあり、紫外線を防ぎながら、保湿効果も持ち、1本で全身に使える。
新製品の「ウル・オス薬用スキンウォッシュ」は、顔も身体も1本でさっぱりと洗い流せる、男性にぴったりの薬用洗浄料。シメン‐5‐オール(殺菌剤)と、グリチルリチン酸2K(消炎剤)の二つの有効成分の配合によって、皮膚を洗浄・殺菌・消毒し、体臭や汗の臭い、にきびを防ぐ。洗浄基剤は脂肪酸石けんを主体に、液状でありながら固形石けんの使用性能を追究した。
泡立ち、泡もちがよく、泡のクッションが持続する。洗い流した後もサッパリとして、つっぱり感が残らないなど、肌に負担をかけない。9種類のエッセンシャルオイルを配合し、後残りしない爽やかな天然香料(ハーバルミント系の香り)を使用している。着色料・合成香料・パラベン(防腐剤)は配合していない。
ブランドロゴには、こうした使用感をイメージして全身を潤いで満たされているかのような明るいブルーの人型によって、みずみずしさとフレッシュ感、清潔感を表現した。税込み希望小売価格は、300mL840円。