アイケア製品の総合メーカーであるボシュロム・ジャパンは、ソフトコンタクトレンズ用消毒剤「レニュー」ブランドの2製品をリニューアルし、先月から眼科施設や眼鏡店ルートで先行発売していたが、このほど薬系ルートからも発売を開始した。
近年、より簡便で消毒効果の高いコンタクトレンズ(CL)ケア用品が各種登場する一方で、不適切なレンズケアが原因と考えられる角膜感染症など、眼のトラブルも増加傾向にある。同社では、こうした状況を考慮し、消毒効果をはじめとするCLケア用品に求められる機能を分かりやすく伝えるため、2製品をリニューアルすると共に、「レニュー」製品サイト(http://www.bausch.co.jp/renu/)での一般向け情報も充実させた。
「レニューフレッシュ」(医薬部外品)は、タンパク除去成分(ハイドラネート)を配合し、イオンの力でレンズに付着した変性タンパク質を除去する。1本で洗浄・すすぎ・消毒(保存)・タンパク除去まで可能で、使いやすいクリアボトルを採用している。タンパク汚れをしっかり落として、クリアな視界を保ちたい人に最適。60mL、120mL、355mL、500mLの4タイプあり、オープン価格。
「レニューセンシティブ」(医薬部外品)は、非イオン性界面活性剤(ポロキサミン)を配合し、高い洗浄力と共に、レンズへの汚れの再付着を防止する。高い水濡れ性で、レンズの潤いが持続するのも特徴。眼の乾きやゴロゴロ感など、CL装用での不快感を感じやすい人に最適。120mL、355mL、500mLの3タイプあり、オープン価格。