大塚製薬とUCBジャパンは、抗てんかん剤「イーケプラ錠250mg、同500mg」(一般名:レベチラセタム)を新発売した。今後、大塚が販売、UCBジャパンと大塚が情報提供活動を行う。
イーケプラは、UCBが創製した新規抗てんかん剤。UCBジャパンが7月に、他の抗てんかん剤で効果不十分なてんかん患者に対し、二次性全般化発作も含む部分発作の適応で国内承認を取得。他のてんかん剤との併用療法で使用が認められた。
脳のシナプス小胞蛋白質2A(SV2A)に結合し、てんかんによる発作を抑制する。
用法・用量は、レベチラセタムとして1日1000mgを1日2回に分けて経口投与する。症状により1日3000mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は2週間以上の間隔を空けて、1日用量として1000mg以下ずつ行う。
薬価は、250mg1錠が141・40円、500mg1錠が230・80円。