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花粉加工食品で健康被害

2007年3月2日 (金)

 厚生労働省と和歌山県は、花粉加工食品を摂取した40代女性が、アナフィラキシー様症状を発現し、医療機関で診察を受けたと発表した。製品とアナフィラキシー様症状の因果関係はまだ不明だが、厚労省はこの製品がアレルギー症状を緩和する減感作を目的した可能性があるため、薬事法違反の疑いも含めて現在調査を進めている。

 この製品は健森(本社山形市)が製造・販売している「パピラ」という加工食品。スギの若い雄花の芽を採取・摘花後、蒸気殺菌、乾燥・粉砕してカプセルに充填したもの。

 患者は2月23日に同製品を1カプセル摂取しテニスを行っていたが、約30分後に全身に蕁麻疹が出現して医療機関を受診した。診療中に口腔内が腫脹して気管が閉塞し、意識不明状態に陥ったが、気道確保によって25日午後には意識を回復、快方に向かっているという。患者には花粉症の既往歴があり、摂取直後に全身発疹を呈したことから、スギ花粉抗原によるアナフィラキシーと見られている。

 厚労省は、この製品によると疑われる健康影響の情報が十分でなく、また健康被害の発生には摂取者の体質や摂取時の健康状態など多くの要因が関与することから、現時点では製品が人の健康に及ぼす悪影響や程度は明らかでないとしている。しかし予防的な観点から、事件の公表に踏み切ったもの。




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