小野薬品は、冠動脈CTにおける描出能改善剤「コアベータ静注用12・5mg」(一般名:ランジオロール塩酸塩)を新発売した。
「コアベータ」は、冠動脈CTにおける描出能を改善させる世界初の薬剤で、国内で発売中の注射用オノアクト50(短時間作用型β1受容体遮断剤)の容量を4分の1にしたもの。
心臓に多く存在するβ1受容体を選択的に遮断して、心拍数を速やかに低下させる「コアベータ」は、心拍数が高く、冠動脈CTの画質低下を招くような症例に対し、検査前に投与すれば、より鮮明な画像が期待できる。
薬価は、コアベータ注射用12・5mg1瓶2634円。