〈人事異動〉
執行役エーザイプロダクトクリエーションシステムズ・チーフサイエンティフィックオフィサー兼オンコロジー創薬ユニットプレジデント大和隆志、執行役員エーザイバリューマキシマイゼーションシステムズプレジデント甲斐康信
〈組織改編〉
◇エーザイバリューマキシマイゼーションシステムズの新設
2011年度からスタートした中期戦略計画「はやぶさ」の成長ドライバーを担うグローバルプロダクト候補であるハラヴェン、ペランパネル、farletuzumabなどを成功裏に上市すると共に、アリセプトの新剤形をエーザイ・イーストアジア・リージョンおよびニューマーケットを中心とした各国において迅速に上市することで、hhc理念を実現。患者様価値をグローバルレベルで極大化するため、「エーザイバリューマキシマイゼーションシステムズ」を新設する。
同システムズは、製品ごとのグローバル上市計画策定と、当該製品の成功裏な上市に対する全責任を担うグローバルローンチチーム(GLT)リーダーとこれをサポートするオンコロジーマーケティング、ニューロサイエンスマーケティング、患者様アクセスの三つの機能で構成する。
◇信頼性保証本部
[育薬企画部の再編]日本におけるオンコロジー領域の本格参入に伴い、製造販売後調査における的確で効率的なデータマネジメント(DM)の重要性が増していることから、DM機能のマネジメント強化を企図し、業務グループからDM機能を独立させ、DMグループを新設。
◇エーザイ・イースト・アジア・リージョン
[中国事業の再編]中期戦略計画「はやぶさ」において企図している肝臓・癌領域の患者様価値向上に向け、領域別の責任体制を明確にしたビジネスユニット(BU)体制に再編する。BUは、オンコロジー、脳神経、消化器・肝臓、プライマリーケアの4BU体制とする。
[エーザイ・イースト・アジア・リージョン事業戦略部推進室の新設]エーザイ・イースト・アジア・リージョンの各国窓口を明確化し、事業戦略部内の連携体制をよりスムーズに行うため、推進室を新設する。また、薬粧事業部、コンシューマ・マーケティング部のアジア事業戦略の立案・推進機能を、新設する戦略部推進室に機能異動する。
◇エーザイ・ジャパン
[脳神経領域部の再編]アルツハイマー型認知症治療におけるパイオニアとして、確固たる基盤強化を図ることを企図し、脳神経領域部をアリセプトに特化した組織体制に再編し、脳神経領域部をアリセプト部に名称変更する。アリセプトを除く脳神経領域製品は、医薬マーケティング部重点領域室へ機能異動する。
[コミュニティ・ネットワーク支援室 ウィメンズ・オンコロジーグループの新設]女性の癌患者様特有の満たされない医療・ケアニーズにフォーカスした活動の推進・支援強化を企図し、ウィメンズ・オンコロジーグループをコミュニティ・ネットワーク支援室に新設。
◇エーザイプロダクトクリエーションシステムズ
[ニューロサイエンス創薬ユニット グローバルファーマコロジー部 アンドーバー研究室の新設]ニューロサイエンス分野でのバイオイメージング研究をより推進させるため、ニューロサイエンス創薬ユニット保有の行動薬理研究機能とバイオマーカー・パーソナライズド・メディスン機能ユニットが保有するイメージング機能を同一場で融合させ、ニューロサイエンスポートフォリオの強化と臨床開発の確度と速度の向上を図るため、グローバルファーマコロジー部アンドーバー研究室を新設。
[ジャパン/アジアクリニカルリサーチ創薬ユニット臨床開発カン室の新設]カン創薬ユニットから創出されたプロジェクトの日本およびアジアでの臨床開発を先導する組織として、臨床開発カン室を新設。
[フロンティア創薬ユニットの再編]探索研究機能の生産性向上、迅速な判断に基づく研究推進の加速化、サイト特性を生かした探索研究の活性化のため、ユニットプレジデント直轄下に、主にTLR(Toll様受容体)研究を担当するアンドーバー探索研究部と、主にGPCR/キナーゼ研究を担当する筑波探索研究部を設置。
[カン創薬ユニット プレクリニカル科学担当の設置]カン創薬ユニットにおけるプロダクトクリエーション活動の一層のアクティビティ向上と創薬テーマの確実な進行を企図し、プレクリニカル科学担当を設置する。
[オンコロジー創薬ユニットの再編]探索研究活動において、明確なアカウンタビリティの下でのさらなる開発期間短縮ならびに生産性向上を企図し、ユニットプレジデント直轄下にグローバルバイオロジー研究部とグローバルケミストリー研究部を配置。これに伴い、グローバル探索研究部は発展的に解組。また、プレジデントを補佐するために、副プレジデントを配置。