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青春のシンボル

2011年10月31日 (月)

◆青春のシンボルとも言われるニキビ。医学的には尋常性ざ瘡という慢性の病気で、顔面に現れると瘢痕が残ることもあり、患者のQOLに深刻な影響を与える疾患といえる。思春期の子どもにとっては、心理面への影響が少なくない
◆きちんと処置をすれば治る皮膚の病気だが、適切な処置が遅れると“後悔先に立たず”になりかねない。日本ではニキビ治療の受診率は欧米に比べて顕著に低く、保険治療が効かない韓国よりも下回っている
◆某メーカーが行った中高生と母親約2000人を対象とする意識調査では、中高生では「病院に行きたいが、お金がかかるので親に言い出しにくい」、母親側は「子どもに任せている」「放っておけば治ると思う」といった声が結構多い
◆ニキビで嫌な思いをした(している)経験や、それによるいじめで不登校になるケースもある。だが、ほとんどの親がそうした子どもの悩みを認識しておらず、親子間の意識で大きな乖離があることが分かった。ニキビ治療には親子間のコミュニケーションも重要となる。



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