【新製品】レセ情報と薬歴情報を融合した新たな「電子薬歴」システム発売 三洋電機

2011年11月14日 (月)

三洋電機の新型電子薬歴システム
三洋電機の新型電子薬歴システム

 三洋電機は10日から、新たな保険薬局用電子薬歴システム「PharnesII‐MX」(ファーネスツーエムエックス)を新発売した。これまで異なるソフトで管理を行っていたレセプトコンピュータの調剤報酬明細書(レセプト)情報と、電子薬歴の薬歴情報との完全な融合を実現した。同システムは、電子保存の三つの基準である「真正性、見読性、保存性」をシステム内に実装し、薬歴と調剤録を電子保存(ペーパーレス化)するための機能を標準搭載しており、保険薬局における業務効率化や電子薬歴の導入・普及の推進につながるものとして期待される。

 電子薬歴市場では、レセコンと電子薬歴をLANで接続し、両システム間で処方データや会計データなどを通信する方法が一般的とされる。しかしこの場合、両システムに各種データベース(DB)を搭載したり、薬局内の動線に合わせて両システムの端末を目的別に設置するなど、操作面や運用面、コスト面が電子薬歴導入の障壁となっていた。

 今回開発された「ファーネスII‐MX」は、従来機種(ファーネスII‐EX)をベースに、薬歴の電子保存機能にシンプルで効率的な服薬指導を実現するための様々な機能を追加することで、効率的な保険薬局の運用を実現し、さらには豊富なチェック機能により、患者の安全性の向上もサポートする。

 レセコンと電子薬歴が完全に融合して設計されており、操作性の統一や各種DBの一元管理、目的別に端末を選ばないなど、運用面やコスト面、さらに薬局内の作業動線にまで配慮されたシステムといえる。

 主な特徴としては、レセコンと電子薬歴の融合により、一度レセコンで入力したデータの修正や後発医薬品への変更入力を、電子薬歴入力中に行うことができる。また、患者掲示板の自動表示機能により、事務員と薬剤師が患者情報や申し送りなどの情報を簡単に共有でき、薬局内でのスムーズな情報伝達が可能。

 電子薬歴では、薬歴を「薬歴表紙」「服薬指導」「ハイリスク薬指導」の三つの画面で管理し、これらの画面を確認することで患者の状態を即座に把握できる。豊富なチェック機能も特徴で、各種DB搭載により、処方薬同士の相互作用チェック機能や、食品アレルギーや医薬品アレルギーなどを患者情報として登録することができ、処方薬とのチェックを行える。患者が持っている主な疾患を登録することで、疾患と処方薬とのチェックが可能。

 このほか、万一のサーバー障害時にも、サーバー復旧まで端末1台での薬歴入力や、入力済み内容の確認ができる。さらにオプションとして、開局時間外の患者からの緊急問い合わせにも的確に対応できるよう、スマートフォンを利用しての患者処方歴や医薬品情報が確認できる「ポケット薬歴」、ネットによりチェーン薬局の情報を共有化できる「総合経営支援システム」も提供する。




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