
新開発のジュレ状美容液
東洋新薬(本社福岡市)は、佐賀大学農学部の研究開発により誕生した、高い保湿効果を持つ野菜「バラフ」を原料としたジュレ状美容液「バラフクリスタルモイストジュレ」の発売を開始した。当初は、佐賀大学発ベンチャー企業で、原料供給元の農研堂(佐賀県神埼市)のウェブサイトでの販売が中心だが、順次ドラッグストア・美容室など路を広げていく考え。
バラフは、南アフリカ原産の植物(アイスプラント)を野菜化した、佐賀大学発のブランド野菜。砂漠地帯の過酷な環境下で、葉や茎に水分とミネラルを蓄えることから、優れた保湿性が特徴。ミネラル分やカロテン、カリウム、リンゴ酸やクエン酸、パントテン酸も含む野菜として、食用としても販売されている。
健康食品・化粧品・医薬品の受託製造と商品企画支援も手がける東洋新薬では、化粧品事業にも注力しており、加齢と共に進行する“砂漠化肌”に瞬時にアプローチし、潤う素肌へと導く素材としてバラフに着目、「バラフクリスタルモイストジュレ」を開発した。
バラフから得られる保湿成分の保水力は、コラーゲンやセラミドと比べても高く、肌に必要なミネラルやビタミン類が豊富に含まれていることで、保湿効果と美肌効果のエイジングケアに有効。
この保湿成分をはじめ、コラーゲン、ビタミンC・E誘導体、アミノ酸を配合したほか、6種類の厳選した植物エキスも加えており、潤いだけでなく、ハリや弾力もサポートする。内容量30gで、税込み希望小売価格4800円。