厚生労働省がまとめたたインフルエンザ発生状況によると、2月20日から26日までの1週間の定点医療機関当たり患者数は29・04人で、3週連続で減少した。
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者は約142万人と推計され、年齢別では5~9歳が約38万人で全体の4分の1以上を占めている。
都道府県別では、埼玉の45・29人が最多。以下、秋田(44・20人)、大分(41・36人)、千葉(39・54人)、新潟(38・08人)、佐賀(36・62人)、北海道(36・16人)と続いている。44都道府県で前週よりも減少した。
警報レベルを超える保健所地域は413か所(46都道府県)、注意報レベルのみ超える地域は78か所(30都道府県)となった。
1月16日~2月19日の5週間では、インフルエンザウイルスの検出は、A香港型が最も多く検出されているが、B型の検出割合が徐々に増加してきている。