癌疼痛が見られる小児癌患者とその家族に対する薬剤師介入において、鎮痛薬開始に関する説明時に介入が難しいと感じる薬剤師が8割を超える実態が、神戸大学病院薬剤部の森尾佳代子氏の調査で明らかになった。オピオイド鎮痛薬の使用に対して家族の抵抗があるなどの背景が考えられ、森尾氏は「薬剤師が具体的理由を聞き、鎮痛薬使用の利点を説明することが重要」と強調した。
6月21日に千葉市内で開催された日本緩和医療薬学会年会で、学会会員219人を対象としたアンケート調査結果を報告した。
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