
日本保険薬局協会(NPhA)の三木田慎也会長は10日の定例会見で、日本薬剤師会が現在策定中の「地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト」に言及。「地域でのニーズに応えるもので、前向きに捉えていきたい」と協力する意向を語った。日薬からアクションリストに関する説明を受け、「今後中身を精査し、意見があれば日薬に伝えていきたい」と語った。
三木田氏は、薬局数が都市部に集中し、偏在が生じているとの問題に対して「都市部に人が集中していることは医療ニーズが多くなるということだと思うが、離島など手が回っていない地域が課題だ。それでもある程度は解消は可能ではないかと思っている」と述べ、薬剤師会との連携を通じて課題解消に向けた取り組みを進めていく考えを示した。
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