厚生労働省は2日、独立行政法人の役員公募の選考結果を公表した。国立がん研究センターの新理事長は、現職の嘉山孝正氏に代わり、国立病院機構名古屋医療センター院長の堀田知光氏が選ばれた。
選考に当たり、2006年から国立病院機構名古屋医療センター院長として、約1200人の常勤職員やレジデント、研修医などを統率して各部門の効果的・機動的な連携を指揮すると共に、同機構東海北陸ブロック担当理事として管内19病院を統括したことなどが評価された。
また、国立成育医療研究センターには、東京大学大学院医学系研究科教授の五十嵐隆氏、国立国際医療研究センターには、同センター研究所長の春日雅人氏がそれぞれ選任された。
国立長寿医療研究センターの大島伸一理事長、国立循環器病研究センターの橋本信夫理事長、国立精神・神経医療研究センターの樋口輝彦理事長は再任された。
発令は4月1日付で、任期は2年間。