【新製品】薬用炭と4種の生薬で腸内改善‐新発想の整腸薬「クレンジル」発売 小林製薬

2012年3月26日 (月)

整腸薬「クレンジル」
整腸薬「クレンジル」

 小林製薬は、薬用炭の効果で腸内の老廃物を吸着し、生薬が薬用炭と便を排出することで、腸内環境を正常化する整腸薬「クレンジル」(第2類医薬品)を今月初めに新発売したが、薬用炭と生薬それぞれの特徴を生かした腸内環境改善薬という新発想が注目を集め、店頭で好調な推移を見せているという。同品は、昨秋から沖縄を含む九州地区で限定販売を行っていたが、順調に売上を伸ばしていることから、同社では全国販売に踏み切った。

 「クレンジル」は、細かい穴に臭いや物質を吸着する特徴がある薬用炭に、整腸や排泄を促す4種類の生薬(アカメガシワエキス、ゲンノショウコエキス、アロエ末、ダイオウエキス)を配合したカプセル剤。薬用炭が、腸内の隅々に残っている小さな老廃物まで無数のポケット(細孔)で吸着し、4種類の生薬が持つ瀉下作用によって、老廃物を吸着した薬用炭を便と一緒に排出することで、腸内をきれいに洗い流す。同社では「整腸作用と共に、腸内老廃物を排出するという、過去に例のない全く新しいカテゴリー商材」として、初年度6億5000万円を販売目標に設定している。

 同社が40~60代の女性300人に行った生活者調査では、ガスや滞留便、便の臭いなど腸内老廃物への自覚者が3人に1人あり、そのうち約9割の人が「つらい」と感じていた。その腸内老廃物への対処法(複数回答)としては、乳製品・乳酸菌飲料の摂取や便秘薬・整腸薬の服用、サプリメント・健康食品、杜仲茶・どくだみ茶などの健康茶を利用する人が多かったが、全体の約8割の人は「不満」を感じるなど、満足な結果が得られていないことも分かった。

 昨年9月から九州地区での限定販売を行った結果、TVCMや店頭展開と連動する形で、順調に売上を拡大させている。九州地区の量販チェーンにおいては、約5カ月間(昨年9月~今年1月)の消化個数で、同社の既存整腸薬と比べて約1・6倍の売上となったケースも見られたという。

 「クレンジル」を全国展開することとした同社では、「吸着物を便と一緒に排出させる整腸作用で、腸内環境を正常化させる」という新発想の提案をさらに充実させ、新たな市場の創出につなげていく考え。税込み希望小売価格は、30カプセル1470円。

鉄球付き肩こり薬「アンメルツゴールドEXグリグリ」
鉄球付き肩こり薬「アンメルツゴールドEXグリグリ」

 このほか、液体タイプの肩こり薬「アンメルツ」の新製品として、「アンメルツゴールドEXグリグリ」(第2類医薬品)を21日から新発売した。好評発売中の「アンメルツゴールドEX」の塗布部に、ステンレス製の鉄球を付けたことが大きな特徴で、肩こり部分を鉄球でグリグリと押しながら薬液を塗り込めるため、肩もみ感覚でつらい肩こりに効果を発揮する。同社の生活者調査によると、外用消炎鎮痛剤を使用しない人の理由として「値段の割に効き目を感じられない」「マッサージなどの方が効果を感じる」「においが気になる」ことが分かった。

 「アンメルツゴールドEXグリグリ」は、肩こり部分に薬液を塗布しながら、鉄球でグリグリと患部を押したりすることで、効果の高さを実感できる。鎮痛成分フェルビナクと、血行促進成分ノナン酸バニリルアミド、L‐メントール、クロルフェニラミンマレイン酸塩を配合。肩こりに伴う肩の痛み、筋肉痛、腰痛、関節痛などを鎮め、血行を促進する。無臭性で爽快な使い心地。46mL1300円。

 また今回、「アンメルツ」ブランド製品パッケージを、より店頭での視認性を高めるため、統一感あるデザインにリニューアルしている。




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