政府は、薬局以外の場所の場所に処方箋や調剤録を保存する環境整備など57項目の規制・制度改革方針を閣議決定した。
内閣府のホームページで国民から受け付けた提案に基づくもので、薬局外保存については、今年度中に処方箋を保存する際の留意事項通知をとりまとめると共に、調剤録の保存を可能とする要件等を検討して結論を得るよう厚生労働省に指示している。
このほか、製造専用原薬の輸入届出について、製造販売承認書(写)や製造販売届出書(写)に代えて原薬等登録原簿登録証(写)など他の証明資料を添付すれば済むようにすることも検討し、今年度中に結論を得ることとした。
また、レセプト情報や特定健康診査情報のデータ提供の枠組の見直しを今年度から検討することも盛り込んだ。