塩野義製薬は、ビタミンC主薬製剤の「シナールEXチュアブル錠」および「同EX顆粒」(いずれも第3類医薬品)を新発売した。発売以来、20年以上のロングセラーである「シナール」ブランドのOTC医薬品に、水なしでも服用できる「EXシリーズ」を発売することで、ブランド強化を図った。
両剤は、抗酸化作用を持つビタミンC2000mgと天然型ビタミンE(酢酸d‐α‐トコフェロール)30mg、ビタミンB2(リボフラビン酪酸エステル)12mgを配合したビタミンC主薬製剤で、同社の既存製品(シナールS錠、シナールA細粒)のリニューアル品となる。
両剤は、水なしでも服用できることからニーズが高いチュアブル錠と顆粒剤で、甘みと酸味のバランスがよい味となっている。チュアブル錠は3歳から、口の中でさっと溶ける顆粒剤は1歳から服用できる。シュガーフリー、ナトリウムフリーなので、糖分や塩分摂取が気になる人にもお勧めの製品といえる。
税込み希望小売価格は、「シナールEXチュアブル錠」が60錠980円、300錠3570円、「シナールEX顆粒」が60包2780円。