化粧品・日用品卸大手のPaltacは、主力の卸売事業の成長に向けて「稼働率の向上」と「出荷能力の増強」を重点施策に掲げている。今期(2013年3月期)は、東海地区のRDC(大規模最先端物流センター)2拠点を統合し、愛知県春日井市に建設中の「RDC中部」が12月に稼働する。
これにより東海地区での出荷能力は、現在の450億円から700億円に増強される。このほかBCP(事業継続計画)強化として、全国13カ所の主要物流拠点への非常用自家発電装置の設置(既に数カ所は設置済み)など、今期は約90億円と積極的な設備投資を予定する。