厚生労働省が「小児がん拠点病院」の指定要件の原案を、同省の検討会へ示した。「がん診療連携拠点病院」の要件を基本としながら、クリティカルパス策定や外来化学療法への対応は求めず、年間癌入院患者数の目安は設けない。人員配置も緩和する。
その一方で診療実績、発育・教育の支援、プレイルームの完備、家族の付き添い体制の構築などを追加する。日本小児血液・がん学会が認定する専門医研修施設か日本小児外科学会の認定施設であることや、地域の医療機関と協力して成人後も長期にわたって診療できる体制も要件にする。
厚生労働省が「小児がん拠点病院」の指定要件の原案を、同省の検討会へ示した。「がん診療連携拠点病院」の要件を基本としながら、クリティカルパス策定や外来化学療法への対応は求めず、年間癌入院患者数の目安は設けない。人員配置も緩和する。
その一方で診療実績、発育・教育の支援、プレイルームの完備、家族の付き添い体制の構築などを追加する。日本小児血液・がん学会が認定する専門医研修施設か日本小児外科学会の認定施設であることや、地域の医療機関と協力して成人後も長期にわたって診療できる体制も要件にする。