日本ゼオンおよびグループ企業であるゼオンオプトバイオラボはこのほど、「化学とマイクロ・ナノシステム学会(CHEMINAS)」の、2025年度「技術賞」を受賞しました。
CHEMINASの表彰には、「学会賞」「奨励賞」「若手優秀賞」「技術賞」の4賞が設けられており、受賞した「技術賞」は、化学とマイクロ・ナノシステムに関連する顕著な技術開発(製品・実験装置・方法など)を行った個人もしくはグループに授与されている。受賞者には14~15日、東京で開催された第53回研究会の授賞式で学会長から賞が授与された。
受賞したテーマは「シクロオレフィンポリマー(COP)によるマイクロ流路デバイスの精密加工技術および試作・量産技術の開発」。受賞者は奥山久美氏(日本ゼオン)、相沢光一氏(同)、有留憲之氏(ゼオンオプトバイオラボ)となっている。
受賞した取り組みの特長としては、
▽材料科学と微細加工技術を融合させた先駆的な取り組みで、学術研究と産業応用に寄与している。
▽材料であるシクロオレフィンポリマーは、優れた耐薬品性と透明性を有し、蛍光観察や分光分析に適している。さらに、低不純物で低溶出性を示すため、生体試料や医療系部品において高い安全性と信頼性を確保できている。
▽マイクロ流路デバイスの切削加工や熱圧縮成形による小ロット生産、射出成形を用いた量産において高精度加工が可能であり、研究段階から量産へのスムーズな移行を実現している。
――が挙げられる。
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