塩野義製薬は、甘草瀉心湯エキスを配合した、胃腸炎や口臭、口内炎に効能・効果を持つ漢方製剤「スート顆粒」(第2類医薬品)を新発売した。7種類の生薬(半夏、黄{くさかんむり+今}、乾姜、人参、甘草、大棗、黄連)から抽出した甘草瀉心湯エキスにより、胃腸の調子がすぐれず、口臭や口内炎などの諸症状に悩んでいる人に優れた効果を発揮する。
同社では「口臭の悩みを持つ人」を対象に、インターネットによる調査を行ったところ(昨年8~9月、対象520人)、口臭以外で何らかの胃腸症状がある人の割合は50・3%で、「口臭の原因として胃腸の不調を関連づけている人」が47・6%という結果が得られたという。
こうした背景から、胃腸と口臭の双方の症状に効果がある「スート顆粒」は、口臭で悩む人々のニーズに応えるものと、同社では期待をかける。
体力中等度で、みぞおちがつかえた感があり、時にイライラ感、下痢、吐き気、腹が鳴る人の口臭、胃腸炎、口内炎、下痢、神経症、不眠症等の改善に効果を発揮する。
2歳以上から服用でき、成人(15歳以上)は1回1包を1日3回、食前または食間に服用する。メントールのさわやかな服用感も特徴で、携帯にも便利なスティック包装。税込み希望小売価格は12包980円、28包1880円。